泥水物質収支計算プログラム(小口径版)が出来ました。

2年前に着手して以来ほったらかしだった泥水物質収支計算プログラムをようやく仕上げました。C#で作りましたが、ネットで参考にしたコードの出典を整理しておらず参考コードの作成者に謝辞を述べることができないのと、全体的に素人っぽい作りになっているのでソースコードの公表は差し控えさせていただいております。逆に言えば、私のようなプログラミングを生業としていないような素人でも曲がりなりにも設計計算ソフトが作れると理解していただければ良いのかと思います。

本ソフトは下のリンクのほか、本サイト右上のメニューから「設計資料」よりダウンロードできます。また、ソフトの簡単な使い方も記載しております。

ソフトの使用方法については「設計資料」ページをご覧いただくとして、ここではソフト作成において、少しでも効率的に作業できるように工夫したところだけ記載することとします。

上図はソフトを起動させたときの画面ですが、ファイルを開くメニューがありません。このソフトでは、データファイルを画面上にドラッグ&ドロップすることで開く仕様としています。

また、エクスプローラーからフォルダを本ソフトのウインドウ上にドロップすると、データの保存先フォルダとしてセットするため、以後、入力データを保存するときには既に先の手順でセットしたフォルダになっています。

いちいちファイル選択のダイアログボックスを出すのが面倒なので、このような作り方をしています。慣れるまでも難しくはないと思います。

上の図と下の図はともに画面全体のキャプチャ画像ですが、本ソフトの特徴としている画面の縮小表示を表しています。これも、一般的なソフトで使われるようなタブ切り替えや別ウインドウといった煩わしさを解消するために、すべての情報を1画面に表示させるための工夫です。ウインドウサイズをいろいろ変えてみると、動き方が理解できるかと思います。

また、一番下までスクロールさせると下に大きめの余白が出てきますが、これも出来るだけ視線を上下に移動させずにすべての情報を確認するための対処となっています。視線移動すら面倒に思うほうがヤバいと言われそうですが。。。

多くの人には馴染みのない画面構成かと思いますが、WPFというUIを使っています。概要はここ (WPF の概要)にあります。

と、ここまで書いておいてなんですが、、、

WPFを利用したUIの使い勝手は気に入っているのですが、製作中はなかなか思い通りの動作になってくれず、たったこの1画面作るのに4~5日ぐらいかかってしまっていた記憶があります。また最近はソフトらしい画面を作るよりも、入力データはEXCELの様式で前もって用意しておき、出力をプログラムにさせる方法を好んでいますので、おそらくWPFを利用したプログラムはこれが最初で最後かと思います。

では、よろしければご使用ください。

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